バイナリーオプションで起業していくために、知識の習得や実践での経験は必要不可欠です。しかし、誰も初めから持ち合わせているものではありません。前回まででもお話ししているように、私は経験もないし、もちろん知識もありません。その上、起業資金なんてない人間です。でも、秘策となる『ツール』でスタートします。
そのツールの正体は、『サインツール』です。次のローソク足の推移が上がるか下がるかを指示してくれるモノです。
破滅の道とは?
前回は、バイナリーオプションで破滅の道となってしまう恐れがある「マーチンゲール法」についてお話ししました。勝てるまで賭け続けるわけですから、実質的に負けることはありません。その代わり、膨大な資金が必要になることが欠点です。つまり、勝つまで賭け続けるため、途中で資金が底を尽いてしまうようなことがあれば、一瞬で地獄に落ちます。
この手法は、仮に勝ったとしても負けた分を取り戻すに過ぎません。これでは、起業する意味がないと、私は考えています。
起業して利益を残す
起業するからには、利益を出していかなければ意味がありません。つまり「ギャンブル的思考」では一時的な儲けにしかなりません。これでは何の意味もありません。
利益を積み重ねていくことが、しっかりとした「経営」となるのです。
バイナリーオプションでは、一般的に勝率が74%以上あれば利益になると言われています。サインツールの信頼性が74%以上であれば、私のようなド素人であっても可能性はあるのです。
サインツールは絶対ではありません。相場は生き物と同じですから、様々な情勢によっても大きく左右されます。あくまでも、予測の参考程度です。なので、勝つこともあれば負けることもあります。なので、負けても取り返そうなどと思わず、次は勝てばいいのです。その積み重ねなのです。
経営者の考え方
起業するということは、経営者となるのと同じです。つまり「利益」を出し続けることができなければ、起業しても潰れます。そうならないためにも、経営者としての計画が必要なのです。それは「どれだけの利益」を出していくか?ということです。
一般的な飲食店であれば、お客さんが何人来店して、お客さん1人がいくら使ってくれるかで売上が計算されます。同様に、何回トレードしてその内何回勝てて、いくら利益が残るかを計算するのです。
例えば、1回のエントリー金額を1,000円とします。先ほどもお話しした通り、サインツールは絶対ではありませんが、10回エントリーしたら8回勝って、2回負けたとした場合、勝率は80%になります。この時のペイアウト率を1.9とした場合の収支を計算しましょう。
10回のエントリーで10,000円です。8回勝った払い戻しが 1,900円×8回=15,200円 なので、収支は5,200円の利益となります。
簡単に利益計算ができますので、「あなたが1ヶ月にどれだけ利益を残したいか?」を考えるべきなのです。1日のエントリーを10回として、1ヶ月の内15日実践すれば、1ヶ月の利益は 5,200円×15日=78,000円 となります。
あなたの月収は?
バイナリーオプションに関してYouTubeで検索すると、月100万円稼がせた手法とか、億超えのプロトレーダーとか、様々な投稿を見かけます。あなたも、そうなりたいと思うことでしょうが、そんなに簡単ではないことだと釘を刺しておきますので覚えておいてください。
まずは、月10万円の利益を残すことを目標にしましょう。上記の条件で月20日間のエントリーすることができたらおよそ10万円の利益、つまりあなたの月収になります。注意しておいてもらいたいのですが、ここまでのお話しは仮説であって「机上の空論」でしかありません。
実際は、10回のエントリーをして6回しか勝てなかったり、または10回全て勝てたりもします。大切なことは、日々の資金を減らさないことです。
さいごに
いかがでしたか?
日々の「資金管理」がとても重要なことは理解して頂けましたでしょうか。
この資金管理をする上で、あなた自身の『ルール』を決めておくことをオススメします。ちなみに私の『3つのルール』を記しておきます。
①1回のエントリー金額を決めること。
②負けても取り返そうとしないこと。
③1日のエントリー数の2割以上負けたら終了すること。
次回、実践した結果について考察していこうと思います。
さいごになりますが、月収20万円欲しいならば1回のエントリー金額を2,000円にするか、1日のエントリー回数を20回にすればいいのです。月収100万円欲しいならば1回のエントリー金額を10,000円にするか、1日のエントリー回数を100回にすればいいのです。ちょっと、極端ではありますが、経営ってそんな感じですから難しく考えないで下さい。
一緒に『成功』しませんか?