先日、5分足の攻略法を紹介しましたが、エントリーチャンスが少ないと指摘があったので、今回別のインディケータを使った手法を解説します。
当然ですが、初心者でも完全にマスターできる『5分足専用の手法』なので、ぜひ活用してみてください。
それでは早速、解説していきます。
使用するインディケータ
今回も2つのインディケータを使用します。
一つは、『アール・エス・アイ(RSI:Relative Strength Index)』です。
それともう一つは『エンヴェロープ(Envelopes)』です。
インディケータの挿入手順
アール・エス・アイ(RSI:Relative Strength Index)の挿入手順
MT4 もしくは MT5 にて、
①【挿入】⇒【インディケータ】⇒【オシレーター】⇒【Relative Strength Index】
② 設定値は以下の通りです。
パラメーター | |
期間 | 7 |
適用価格 | Close |
スタイル | (お好みで設定可) |
下限設定 | 0(デフォルト値) |
上限設定 | 100(デフォルト値) |
レベル表示 | |
レベル設定 | 30 |
レベル設定 | 70 |
スタイル | (お好みで設定可) |
エンヴェロープ(Envelopes)の挿入手順
①【挿入】⇒【インディケータ】⇒【トレンド】⇒【Envelopes】
② 設定値は以下の通りです。
パラメーター | |
期間 | 14 |
表示移動 | 0 |
移動平均の種別 | Simple |
適用価格 | Close |
偏差 | 0.06 |
エントリーポイントの説明
Highエントリーのポイント
第1の条件は、エンヴェロープの下線にローソク足(陰線)の実体が触れることです。
第2の条件は、その時のアール・エス・アイ(RSI)の値が下のレベル設定値(30)より下を推移していることです。
5分取引のエントリー手順は、以下の通りです。
① 取引プラットフォームで【15分取引 】を選択する。
② エントリーする【 通貨ペア 】を選択し、
【 お気に入り 】登録をする。
③ 【 お気に入り 】を表示すると、
5分毎の決済選択ボードが表示される。
④ 決済までの残り時間が2番目の選択ボードをクリックする。
⑤ 決済までの残り時間が
5分になると同時に【 High 】エントリーする。
Lowエントリーのポイント
High エントリーの場合の逆になります。
第1の条件は、エンヴェロープの上線にローソク足(陽線)の実体が触れることです。
第2の条件は、その時のアール・エス・アイ(RSI)の値が上のレベル設定値(70)より上を推移していることです。
エントリー手順は上記を参照してください。
検証結果
上チャート図の通り、条件に当てはまるエントリーポイントにラインを引いておきました。
それでは順に検証していきましょう。
High エントリーの場合、6戦中5勝1敗という結果です。
次に Low エントリーの場合、12戦中6勝6敗という結果です。
このように、何度も言いますが、100% 勝てる手法は絶対に無いということは、忘れないでおいてください。
今回は、過去のチャートからの検証を行いました。
エントリー条件を満たした全てのポイントでの結果です。
実践では、少し異なるかも知れませんが、エントリーチャンスの検証結果としてご理解ください。
5分取引なので、1.85倍の払い戻し。
仮に、1回のエントリー金額を1,000円だったとすれば、
11勝7敗で、2,350円の儲けです。
前にもお話しした通り、100% 勝てる手法はありません。
なので、より勝率の高い手法を活用し、「いかに、負けの回数を減らすか」ということが大事なのです。
今回解説した手法では、エンベロープの内側から外に突き出た後、戻ろうとする反発を見抜く手法です。
なので、トレンドの勢いが強い場合はエンベロープの外側を移動するので、注意が必要です。
また、エンベロープ上を推移している場合も注意が必要です。
デモチャートで練習し、慣れてから実践でエントリーすることをオススメします。
さいごに
アドバイスをするならば、ローソク足の長さが以前に比べ長くなって条件を満たしたら勝率がアップするポイントです。
また、個人的な意見ですが、エンベロープの内側を推移しているならば、マーチン1回はしてもいいのではないかと思います。
過去チャートで検証しましたが、
実際にエントリーしてみた結果を報告出来たら・・・と思っています。
実際に動いているチャートを見ていると、ちょっと怪しい動きを察知して、少しでも負けを回避できるかも知れません。
大切な資金を使うわけですから、確実に勝てるチャンスポイントを見逃さないことに集中しましょう。
1分取引と違い、5分取引は15分取引の『最後の5分間』にエントリーするので、エントリー手順にしっかり慣れておかなければなりません。
初心者の内は、一つ一つの手順をミスなく操作できるようにしましょう。
操作ミスで勝てるポイントで負けてしまっては、悔やんでも悔やみきれません。
そんな凡ミスはしないようにしましょう。
さいごになりましたが、下の画像をポチっとしてくれたら、跳ねて喜びます!
では、またお会いしましょう。