『バイナリーオプション』実践テクニックということで、最もポピュラーなインディケータ「移動平均線」を使ったトレード法についてまとめてみました。
「移動平均線」は、相場の方向性を判断するのが極めてシンプルなので、知らない人がいないくらいみんなが使っています。
今回は、トレンド相場を徹底的に狙ってトレードする手法なので、初心者さん必見の内容になっています。
移動平均線
『移動平均線(Moving Average)』は、相場の流れを掴むのに最も適したインディケータです。
相場状況を視覚的に一瞬で判断できるので、使い方さえ覚えてしまえば、
「上下どっちでエントリーするのが有利か?」
と、エントリー方向を決める事が可能になります。
とってもシンプルに使えるのも移動平均線の魅力の1つであり、決して難しいものではないので移動平均線の使い方について、学んでいきましょう。
『移動平均線』は、チャート上に設定した期間の終値の平均値を1本の線で表示したものです。
例えば上図では、1分足チャートに移動平均線の期間を20に設定した場合の表示です。
つまり「1分間(時間軸)×20(期間)=20分間の終値の平均値」が1本の線で表示されているチャートです。
なので、1時間足なら20時間の終値の平均値を1本の線で表示してくれます。
このように設定した期間の平均値だけを表示してくれるので、一見複雑に思われる相場をシンプルに捉えることができるのが『移動平均線』の最大の強みです。
そんな『移動平均線』の簡単な使い方について、今回は「4つの手法」を解説していきます。
トレード法①:ゴールデンクロスは買いのサイン
『移動平均線』は、直近の価格に敏感な「設定期間の短い移動平均線(短期MA)」と緩やかに進む「設定期間の長い移動平均線(長期MA)」の2種類を表示させます。
ゴールデンクロスとは、短期MAが長期MAを下から上に抜けることを言います。
つまり、ゴールデンクロスしたら「買いのサイン」と見ることができます。
各移動平均線の特性をキチンと理解することで相場の状況把握に最大限活用することが可能です。
より具体的な移動平均の使い方はこちらでまとめていますので、移動平均線を使った攻略方法の参考にしてください。
トレード法②:押し目買い
ゴールデンクロスが発生すると、もう1つ「買いのサイン」が発生しやすくなります。
それが『押し目買い』と呼ばれるトレード法です。
これは、移動平均線に沿って価格が上昇している場合、価格が移動平均線まで押し返されたタイミングを狙って上方向にエントリーすることを『押し目買い』と言います。
「価格の平均を線で表している」という移動平均線の特性を利用した狙い方です。
当然のことですが、これだけの判断材料だけでは「勘」に頼ってしまうところではあり、心配です。
しかし、
✅ゴールデンクロスによって直近の相場が上昇傾向であること
✅何度も移動平均線に沿って反発しながら上昇している
という根拠があれば、勝率の高いトレードをすることができます。
相場が上昇している状況であれば、チャンスとなるエントリーポイントがしっかり分かってくると思います。
なるべく、確証の高いポイントを狙えるように覚えておきましょう。
トレード法③:デッドクロスは売りのサイン
「ゴールデンクロス」と対に使われるのが『デッドクロス』。
デッドクロスとは、短期MAが長期MAを上から下に抜けることを言います。
上昇トレンドではなく、下降トレンド中に発生する移動平均線のクロスです。
つまり、デッドクロスしたら「売りのサイン」と見ることができます。
トレード法④:戻り売り
今度は「押し目買い」の逆ですね。
移動平均線に沿って価格が下降している場合、価格が移動平均線まで戻されたタイミングを狙って下方向にエントリーすることを『戻り売り』と言います。
さいごにまとめ
初心者さんは、まだまだ裁量スキルが身に付いたとは言えないでしょう。
エントリーするにも不安が付いて回っていることでしょう。
今回解説した「トレード法」は、相場の流れに沿って「トレンド方向にエントリーする」ため、負けのリスクを減らせる手法です。
さいごにまとめておきます。
✅上昇トレンド時の「買いのサイン」
- 短期MAが長期MAを下から上に抜けた(ゴールデンクロス)タイミング
- 価格が移動平均線に押し返されたタイミング(押し目買い)
✅下降トレンド時の「売りのサイン」
- 短期MAが長期MAを上から下に抜けた(デッドクロス)タイミング
- 価格が移動平均線に戻されたタイミング(戻り売り)
このように、『移動平均線』を表示させることで、相場の方向性やエントリーポイントの選定にも根拠が付けられるようになります。
相場の方向性を知ることで、全体の流れに沿ったエントリー(トレンドフォロー)ができるようになるので、負けのリスクを減らすことになるでしょう。
様々なインディケータがありますが、まずは『移動平均線』を表示させることを推奨します。
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