『バイナリーオプション』には、様々な「手法」と呼ばれるものがあります。
その中で、初心者にも分かりやすく、且つ簡単に勝てる手法が求められるのは当然です。
そこで、今回は特別に、この条件を満たす『初心者向け攻略法』について解説していきます。
特に、「バイナリーオプション」を始めたばかりの初心者さんは、自分の知識・テクニックに不安を持っている方も多いため、簡単でわかりやすい手法というのは、かなり重要です。
そこで今回は、インディケータを使った5分取引の手法を解説します。
使用する『インディケータ』
今回の手法で使用するインディケータは、以下の3つです。
✅CCI(Commodity Channel Index)
✅RSI(Relative Strength Index)
✅ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)
初心者さんにとっては、少し多めかと思われますが、使い方は非常にシンプルなので安心してください。
この手法については、実践での検証の結果、勝率は 70% ~ 80% が出ています。
なので、始めたばかりの初心者さんでも、簡単に高い勝率でトレードすることができるようになりますから、信用してくださいね。
狙うポイントは簡単!
日々チャートを眺めていると、ぐぃーんと長く伸びるローソク足を見たことあると思います。
このようなローソク足が形成されやすいのは、主に指標発表の直後だったり、何かしら相場に大きな影響を与える要因が働いた時なんです。
ズバリ!
今回は、ココを狙った手法です。
長く伸びたローソク足の直後の動きに注目すると、ローソク足の伸びた方向とは逆方向に動いているのが分かります。
そう、相場にはこういった『特性』があるんです。
つまり、「この相場の特性を利用して勝率の高いエントリーを実現する手法」というわけです。
具体的なエントリー方法については後ほど解説しますので、まずは準備から始めていきましょう。
インディケータの挿入
シー・シー・アイ(CCI:Commodity Channel Index)の挿入手順
MT4 もしくは MT5 にて、
①【挿入】⇒【インディケータ】⇒【オシレーター】
②【Commodity Channel Index】を選択
③ 設定値は以下の通りです。
パラメーター | |
期間 | 20 |
適用価格 | Typical Price(HLC/3) |
スタイル | Green(お好みで設定可) |
レベル表示 | |
レベル設定 | 200 |
レベル設定 | ー200 |
スタイル | Gold(お好みで設定可) |
このように表示されます。
アール・エス・アイ(RSI:Relative Strength Index)の挿入手順
MT4 もしくは MT5 にて、
①【挿入】⇒【インディケータ】⇒【オシレーター】
②【Relative Strength Index】を選択
③ 設定値は以下の通りです。
パラメーター | |
期間 | 9 |
適用価格 | Close |
スタイル | Red(お好みで設定可) |
レベル表示 | |
レベル設定 | 30(デフォルト値) |
レベル設定 | 70(デフォルト値) |
スタイル | Gold(お好みで設定可) |
すると、このように表示されます。
ボリンジャー・バンドの挿入手順
MT4 もしくは MT5 にて、
①【挿入】⇒【インディケータ】⇒【トレンド】
②【Bollinger Bands】を選択
③ 設定値は以下の通りです。
パラメーター | |
期間 | 50 |
表示移動 | 0 |
偏差 |
2.5 |
適用価格 | Close |
スタイル | Lime(お好みで設定可) |
このように表示されていれば大丈夫です。
以上で準備完了です。
お疲れさまでした。
初心者でも簡単!エントリー手順の解説
以下が、エントリー手順です。
【手順①】CCI が ±200 のレベルラインを「鋭く」突き抜ける
【手順②】①と同じタイミングで、
RSI も 70 または 30 のレベルラインを「鋭く」突き抜ける
【手順③】① ②の条件を満たして、
ローソク足の『実体』がボリンジャーバンドの±2.5σを突き抜ける
【手順④】③の次のローソク足が反発し、逆方向のローソク足が形成される
(例)③が陰線だった場合⇒④が陽線で確定する
(例)③が陽線だった場合⇒④が陰線で確定する
【手順⑤】④のローソク足が確定したら、次の始値で④と同じ方向にエントリー
それでは、各手順の解説をしていきましょう。
CCI と RSI が レベルラインを「鋭く」突き抜けることを確認
この時重要なのは、CCI と RSI が同じタイミングでラインを越え、また同じように「鋭く」尖っていることです。
突き抜けた角度が、鋭ければ鋭いほど『反動が強い』ことを示しています。
この手法は、長く伸びたローソク足の直後の反動を利用してエントリーを狙っていくため、逆向きに働く力が強ければ強いほど勝てる確率は高くなります。
明確な基準はないため、あくまで「尖っていればいるほど勝ちやすい」ということしか言えないです。
ただ、あまりこの角度にこだわってしまうと、エントリー機会そのものを損なってしまう可能性もあるので、少しでも尖っている状態を狙って取引することをオススメします。
ボリンジャーバンドをローソク足の『実体』が突き抜けることを確認
【手順①】と【手順②】で、CCI と RSI の突き抜けを確認できたら、同じタイミングのローソク足を確認します。
この時、必ずローソク足が実体でボリンジャーバンドの ±2.5σ を突き抜けていることを確認してください。
また、この時のローソク足の進行方向に『ヒゲ』が付いていればチャンスです。
『ヒゲ』は進行方向から反発する「前兆サイン」でもあるため、逆方向へのエントリーの後押しになります。
③の次のローソク足が反発し、逆方向のローソク足が形成されたことを確認
③のローソク足が確定したのを確認したら、その次のローソク足に注目します。
反動で③のローソク足と逆方向に進みだしたら、あとは確定するのを待ちましょう。
- ③が陰線だった場合⇒④が陽線で確定する
- ③が陽線だった場合⇒④が陰線で確定する
④のローソク足が確定したら、次の始値で④と同じ方向にエントリー
エントリーは『④のローソク足が確定した瞬間』です。
つまり、④のローソク足が確定した瞬間が、次のローソク足の『始値』になります。
できる限り『始値』を狙い、④のローソク足と同じ方向でエントリーしましょう。
価格は常に動いています。
そのため、せっかく勝てていたのに、一瞬の遅れが原因で急激な値動きによって負けになってしまったら勿体ないです。
通信環境などが原因で、「00秒ピッタリ」でエントリーするのが難しいこともありますが、なるべく「00秒」に近づけるだけでも回避できますので、ぜひ始値を意識してエントリーに臨んでみてください。
当然「負け」もあります
この場面を想像してください。
CCI および RSI が同じように基準線を越え、ボリンジャーバンドの -2.5σ をローソク足の実体が突き抜けました。
更に、次のローソク足が逆方向に反発しました。
これらは、この手法の条件を全て満たしていたポイントです。
しかし、次に形成されたローソク足は、残念ながらエントリー方向とは逆に進んでしまった「負け」の一例です。
どんな手法でも、残念ながら100% 勝てる保証はありません。
それを追求すれば、そんな都合の良い手法は存在しません。
それだけは、忠告しておきます。
( CCI および RSI は「オシレーター系」なので、トレンド相場との相性が悪い)
さいごにまとめ
以上が【初心者向け攻略法】のエントリー手順です。
実際にトレードしてみると、思っている以上に単純で、しかも簡単に感じていただけるはずです。
ちなみにこの手法には、実を言うと1つ「欠点」があります。
それは、「エントリー頻度の少なさ」です。
勝率は70〜80%程度を見込めるポテンシャルを持っているが、エントリーチャンスはそう多くありません。
それは、『勝率を追求した結果』なのでご理解ください。
したがって「積極的にたくさんトレードしていきたい」というのであれば、メインの手法として使用していくにはなかなか難しいと思います。
その場合、他のエントリー機会の多い手法をベースとして取り組みつつ、この手法で『プラス1勝を獲得する』と思っておくぐらいが丁度いいですね。
ぜひ、あなたに合ったやり方でこの手法を活用していってください。
それでは、またお会いしましょう!
下記のアンケートに答えて頂けると助かります。