短時間で結果がでる『バイナリーオプション』では、エントリーチャンスを見極め、より勝率が高い時にエントリーすることが大切です。
「上がるだろう」「下がるだろう」と、ギャンブル的な思考でエントリーしてしまっていると、いつの間にか、大事な資金が底を尽いてしまいます。
そのためにも今回は、初心者でもすぐ使える『5分足専用の手法』を紹介します。
さて、前回紹介した『移動平均線7本を使った1分取引の手法』はいかがでしたか?
トレンド相場の通貨ペアを見つけたら、チャンスを逃さずエントリーできれば、利益になっていることと思います。
そこで今回は、トレンドじゃない相場、レンジ相場の時に威力を発揮する手法を紹介していきます。
使用するインディケータ
前回同様、使用するインディケータは『移動平均線(Moving Average)』です。
それともう一つは『ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)』です。
インディケータの挿入手順
移動平均線(Moving Average)の挿入手順
MT4 もしくは MT5 にて、
①【挿入】⇒【インディケータ】⇒【トレンド】⇒【Moving Average】
② 設定値は以下の通りです。
パラメーター | |
期間 | 4 |
表示移動 | 0 |
移動平均の種別 | Exponential |
適用価格 | Close |
スタイル | (お好みで設定可) |
ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)の挿入手順
①【挿入】⇒【インディケータ】⇒【トレンド】⇒【Bollinger Bands】
② 設定値は以下の通りです。
パラメーター | |
期間 | 14 |
表示移動 | 0 |
偏差 | 2 |
適用価格 | Close |
スタイル | (お好みで設定可) |
エントリーポイントの説明
上のチャート図において、右側の方は明らかに「ダウントレンド」になっているので別の手法を活用しましょう。
つまり、今回の手法はトレンド相場ではなく『レンジ相場』で威力を発揮する手法です。
エントリーの手順は、以下の通りです。
移動平均線より上にローソク足の実体が浮き、ボリンジャーバンドの外側の線(+2σ)に触れたり突き抜けた場合、次足がチャンスです。
従って、次足の開始から「Low」にエントリーするのです。
逆に、移動平均線より下にローソク足の実体が浮き、ボリンジャーバンドの外側の線(ー2σ)に触れたり突き抜けた場合、次足がチャンスです。
従って、次足の開始から「High」にエントリーするのです。
エントリーの注意点
前にもお話しした通り、今回の手法はトレンド相場ではなく、どっちに動こうか迷っているような『レンジ相場』がターゲットです。
更に注意すべきは、ボリンジャーバンドの幅が狭まってきている場合、その後大きくが動くと予測されるので、エントリーは控えることをオススメします。
また、ローソク足(5分間)の値動きが少なく、ローソク足の実体が小さいものが連続している場合もエントリーを控えましょう。
なぜなら、エントリーのクリック操作でタイムラグが生じ、チャート上では勝っているのに負けてしまうことが少なくないからです。
単に、通信速度の問題だけではなく、証券会社側の問題もないとは言えないからです。
なので、確実に勝率を上げていくことが大切なので、極めて小さな相場の動きに神経を使うのではなく、確実に勝てる相場でチャンスを利益に換えることが重要です。
検証結果
上チャート図の通り、条件を満たしたローソク足にラインを引いておきました。
ご覧の通り、3戦中3勝という結果です。
5分取引なので、1.85倍の払い戻し。
仮に、1回のエントリー金額を1,000円とすれば、
3勝0敗では、2,550円の儲けです。
勝率の高い手法であっても、100% 勝てることはありません。
以前からお話ししている通り、大事なことは「いかに、負けの回数を減らすか」ということです。
トレンド相場が多く見受けられますが、決してレンジ相場が発生しないわけではありません。
じっくりとチャートを眺めながら、勝てるエントリーチャンスを逃さないようにしましょう。
さいごに
負けを少なくするということは、エントリー条件をしっかり守って取引することが大事です。
今回の手法に慣れてくると、相場を見極める力が付くことでしょう。
相場を冷静に判断できれば、エントリーチャンスを確実に「儲け」に換えることができるようになります。
次回はまた、1分取引の手法についてお話しします。
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では、またお会いしましょう。