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酸っぱいブドウ理論【心理学講座⑧】

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酸っぱいブドウ


「酸っぱいブドウ」とは、イソップ童話の有名な話です。

これは、私達の成長の教訓ともいえます。

「酸っぱいブドウ」から得られる自己正当化する理論について解説します。

酸っぱいブドウ

イソップ童話の一つにある「酸っぱいブドウ」という物語を知っていますか?

 

あるキツネが、木に実っているブドウを食べようとしました。

しかし、いくらジャンプしても届きません。

それで、彼は諦めて「あのブドウは酸っぱいから、食べなくていいや」と、捨て台詞を残して去っていきました。

このキツネと同様のことを、日頃からやっていることに気付きませんか。

そう「負け惜しみ」のことです。

 

例えば、

読者モデルをしている女の子を好きになったのだが、失恋してしまったとします。

そんな時につい言ってしまう負け惜しみは・・・、

「読者モデルなんかやってる女は、付き合うのも金がかかるに決まってる」とか、

「どうせ業界のお偉いさんとかと、裏でいろいろやってるに決まってる」とか、

悪いところを探して、価値を下げるような主張を並べるものです。

 

ネットビジネスの世界でもそうなんです。

一攫千金を夢見て参入したものの、諦めて元の世界に戻った人が、よくこの業界を批判しています。

確かに、一部の人とかは怪しい部分があると思いますが、それはネットビジネスの世界だけではないはずです。

芸能人や野球選手などの世界では、一部の人は非社会的集団と言われる方々とお付き合いがあったり、不動産や株式投資の世界でも詐欺師はいっぱいいます。

どんな業界でも悪人は悪人、というのが常識ではないでしょうか。

 

それが、ネットビジネスの時だけ一部の人をあげつらって、「この業界は詐欺師ばかりだ」というのは、間違った見解だと思っています。

 

しかし、この業界に入って失敗しすると、どうしても感情に支配されてしまい、成功している人たちに対する憎悪感を露にしてしまうのです。

こんな風に「酸っぱいブドウ」の心理が働くと、良い方向には進みません。

そうならないように、求めるものは努力して、手に入れる習慣を身につけることは大切です

 

認知的不協和理論

「酸っぱいブドウ」の心理について、アメリカの心理学者レオン・フェスティンガー氏は、「認知的不協和理論」と定義づけました。

つまり、

自分の考えと行動が矛盾したときに感じる不安を解消するため、考えを変更することにより、自分の行動を正当化する現象です。

 

人は不安を解消するために、矛盾する認知の定義を変更したり、過小評価したりすることによって自身の行動を変更すると考えられています。

手に入れたいけど努力しても手が届かないものである場合、価値がないものと決めて諦めることで、心の乱れを消そうとするのですね。

 

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