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心理リアクタンス(反発心)【心理学講座④】

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心理リアクタンス

心理リアクタンスは「反発心」のことで、あなたもこれまでに何度も経験していると思います。

ここでは、具体的な例を挙げて説明します。

心理リアクタンス(反発心)

心理的リアクタンスとは、 1966年にアメリカの心理学者ジャック・ブレームによって提唱されました。

「抵抗・反発」を意味するリアクタンスという語を心理学に適用した概念です。

人が自由を制限された際に、それに抗おうとする性質」を指します。

簡単にいうと、「強制されると嫌になる」というものです

 

それが、どんなに良いことだとしても、「強制されたら嫌だ!」ということです。

子供の頃、よく「勉強しなさい!」って言われた経験ありませんか?

確かに、勉強することは、将来の自分のためになるのはわかっています。

でも、強制されるとやりたくないんですね。

これは勉強自体がつまらないのではなく、強制されることに反発しているんですよね。

 

事実「勉強なんかしないで、働け!」と言われている途上国の子供などは、勉強したくて仕方ないのです。

 

漫画家が漫画を描きたくない!?

漫画を描く、絵を描くというのは、本来気持ちいい作業です。

だから多くの人が、イラストレーターや漫画家になりたがるのです。

しかし、実際になってみると、仕事が嫌になるそうです。

かつては、こういう仕事でお金をもらうのが夢だったのに、いざなってみると「こんなに辛いとは思わなかった」ということが多いそうです。

もちろん、そうでない楽しい時も多いので、結果的には楽しんでいるそうです。

でも、「強制されると嫌になる」というのは、彼も身を持って学んだそうです。

 

営業に活用する方法

営業で難しいのは、相手の悩みを引き出すことです。

例えば、

「今のままでも十分集客ができているんじゃないですか?」と現状を肯定してあげれば、心理的リアクタンスが発動し「いやいや、そんなことないですよ〜」という謙遜が返ってきます。

すると、引き出しやすくなります。

 

また、

「説得すればするほど、顧客が離れてしまう・・・」なんて経験はありませんか?

例えば、

「この商品は〜な特徴があるんです!」「絶対に購入された方が良いですよ!」などと、商品をゴリ押しされると、逆に購入したくなくなります。

ゴリ押しの営業をするのではなく、顧客の「現状」と「理想」をしっかり聞いてから提案するようにしましょう。

すると、顧客に購入する動機が生まれますので、ゴリゴリ押さなくても、ちょっとしたプッシュで商品・サービスを購入してくれるようになるでしょう。

 

マーケティングに活用する方法

ポジティブな禁止をすることで、興味関心を持たせることができるようになります。

例えば、

「痩せすぎちゃうので、痩せたくない方は使わないでください!」

「お得過ぎるので、絶対に友達には教えちゃダメ!」

のように、メリットあり過ぎるので、禁止!」という方程式が有効です

 

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