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「ロス効果」と「ゲイン効果」【心理学講座⑥】

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ゲイン・ロス効果

「ツンデレ」とか「ギャップ萌え」とかの流行り言葉を耳にしたことありませんか?

そのギャップがあればある程、心に残る現象があり「ゲインロス効果」と呼びます。

ここでは、「ゲイン効果」と「ロス効果」について解説します。

ゲイン効果とは

ゲインとは「得る」ことを意味します。

ゲイン効果とは、初めにネガティブな部分を見せ、後からポジティブな面を見せることで、プラスの印象を与えられる効果です。

継続してポジティブな面を見せた場合よりも、プラスの印象を強く残すことが可能になります。

 

ロス効果とは

ロスとは「失う」という意味なので、ロス効果とは、ゲイン効果とは反対で、よりネガティブな印象を強くします。

初めにポジティブな印象を持っていても、後からネガティブな要素を見てしまうと、初めから一貫してネガティブな印象を持っていた場合よりも、マイナスの印象が大きくなってしまう効果があるということです。

 

これは日常生活で、誰もが絶対に経験していることだからです。

例えば、

日本のことわざにあるのは、「愛しさあまって憎さ百倍」です。

これは、好きだっただけに、裏切られた時の憎さも百倍に増すということです。

 

また、人気漫画のキャラクターでも、最初敵だったのに主人公の味方になると、最初から味方だったキャラよりも愛着を覚えたりもします。

これもやはり「ゲイン効果」によるものですね。

最初の印象が悪かっただけに、それがよくなった時のプラス効果も大きいということです。

 

つまり、ここから言えることは、「他人に悪い評価を受けてしまっても、気にすることはない」ということです。

最初印象の悪かった人が後でよくなると、逆によく見えるからです。

逆に、最初の印象が良かった人は、要注意ですよ。

なぜなら、

仮に悪い印象を与えてしまった時に、もう取り返しが効かないくらい嫌われてしまう恐れがあるからです。

 

ゲイン・ロス効果を使いこなす

ゲイン・ロス効果を理解したら、最大限に活用することが成功に繋がります。

 

商品のプレゼン

商品のプレゼンをする場合は、最初に相手にネガティブな印象を植えつけてみるとよいでしょう。

自社商品の特徴として良い点と悪い点があるならば、まずは悪い点から伝えてみてください。

こうすることによって、相手にとってネガティブな印象が基準となります。

その後に「ただし、こういった点を補っえる魅力がこの商品にはあります。具体的には~」といった具合に、商品をアピールすることで、商品をより魅力的に感じさせられるでしょう。

 

自分を魅力的に!

また、人とコミュニケーションをとる際には、ゲイン効果を上手に活用すると、相手からの評価を上げられ、周囲を惹きつけることが可能になります。

まずは自分の評価を下げるところから始めましょう。

例えば、

最初に自分の得意なスキルや知識を隠して、少し頼りない印象を与えます。

その後、コミュニケーションを重ねながら徐々に自分の実力を出していくと、それまでの低めの印象がプラスに変わり、相手によりポジティブな印象を与えられます。

初めから自分のよいところをアピールしてしまうと、相手にそれ以上のインパクトを残すことができないのです。

なので、ゲイン効果を使うと、あなたの魅力を最大限に伝えることが可能になるのです。

 

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