ネットビジネスの場合、消費者は購買意欲が最も高くなると、行動を起こしてくれます。
消費者にアクションを取ってもらいやすくするための具体的な方法について、詳しく説明します。
消費者が取るべき行動を明確にする
これはコピーライティングの専門用語でいうと、「Call to Action(コール・トゥ・アクション)」といいます。
「行動を呼び起こす」ということです。
テレビの通販は誰でも観たことあるでしょうから、思い出してみてください。
「今すぐ、フリーダイヤル ○○○-○〇〇 にお電話を!」
というフレーズがありますよね。
「とてもいい商品だとわかった。・・・で、次に何をすればいい?」
という読者の気持ちに、明確に答えるんですね。
つまり、「~をして下さい」という指示を、明確に出すことが大事なのです。
この指示は、明確でなければいけません。
また、簡単でなければいけません。
例えば、
フリーダイヤルの場合なら、覚えやすいものであることが大事です。
「フリーダイヤル555の5555」
と聞いたら、どれだけ記憶力の悪い人でも一発で覚えるでしょう。
また、音楽にのせてリズム良く唱えれば、より頭に残ることでしょう。
このように、次に取るべき行動を明確にするだけでなく、「それをさらに簡単にする」ということがカギなのです。
ネットビジネスの場合は・・・
それでは、これをネットビジネスに置き換えてみましょう。
メルマガの読者さんを集める場合は、
「下のフォームから登録してください!」というものですね。
この時には、余計なことは書かない方がいいです。
なぜなら、余計な文章を書くと「それも読まなきゃいけないのか・・・」と思わせてしまい、読者はめんどくさく感じるからです。
メルマガに登録してもらうのに、最低限必要なのは「フォーム」だけです。
その「フォーム」だけが読者の目に入るようにすれば、「それだけなら簡単にできる」と思ってもらえることでしょう。
その後の行動もフォローする
これで、メルマガ登録フォームから、アドレスと名前を送信してもらったとします。
この時点で目的は一応達成されました。
しかし、
当然のことですが、これが迷惑メールに分類されて、確実に相手に届かないというケースもあります。
或いは、相手(読者)がアドレスを書き間違えて入力してしまって、届かないという可能性もあります。
どちらの場合においても、「なんだよ、何も来ないじゃん・・・ガッカリだよ!」と怒ることでしょう。
ついさっきまではコピーライティングのおかげで、そのメルマガを読む気満々だったのに、この数秒間によってテンションが下がってしまうのです。
人間は一度でもテンションが下がってしまうと、簡単に「やっぱりやめた!」となることが多々あります。
なので、たった数秒でもそういう思いをさせてはいけないのです。
そのため、
万が一、そのような不達が起きても、読者のテンションが下がらないようにするため、
「迷惑メールに入っている恐れがあります」
「アドレスの入力間違いの可能性があります」
ということを、フォームの後ろにさりげなく書いておく必要があります。
これは、登録した後で読めばいいものなので、先に読ませる必要はありません。
あくまでフォームの後ろに持っていきます。
こうした注意書きを読めば、万が一、不達が起きたとしても、読者はテンションを下げずに迷惑メールフォルダのチェックなどをしてくれるようになります。
そうしておけば、そのまま「ファン」としてゲットしやすいのです。