これまでお話ししてきた「コピーライティングのテクニック」を覚えて、そのまま使っても成果に繋がらないことも少なくありません。
なぜ、成果に繋がらない理由について、詳しく解説します。
テクニックを無意識に使いこなす
これまでお話ししてきた「コピーライティングのテクニック」は、教科書のように覚えて、それに当てはめてテンプレートのように使ってもいいです。
しかし、そのようにして書かれた文章はすぐわかります。
「何となく胡散臭いな・・・」と感じる文章は、大抵がこのようにコピーライティングの教科書の内容に沿って書かれたのもです。
こうした文章は全く個性が無く、読んでいても迫ってくるものを感じられません。
なので、
コピーライティングの教科書としては、どこも間違っていないのに・・・、
何故か「成果に繋がらない(売れない)文章」になってしまうんですね。
これは、コピーライティングを教えます、といっている塾とかで、極めて多いパターンです。
一応、そういった塾ではテクニックは教えているし、教わっている人もそのように書いているけど、それ程大した成果は出ていない、というものですね。
そもそも、商品がよくなければ誰も買わない
例えば、
私が「空っぽのペットボトル」を売るとしましょう。
これをどんなコピーライティングのテクニックを駆使して売ろうとしても、絶対に売れないですよね。
もし、
何が何でも売りたいのであれば、購入者に特典を付けたりすれば・・・。
それなら、空っぽのペットボトルでも売ることは可能でしょう。
ただ、これは「特典」というものが、一応ついてくるわけです。
しかし断っておきますが・・・、
この場合、商品か特典のどちらかが優れていなければ、消費者の購入意欲が湧くことはありません。
それでは、いくらコピーライティングで勝負しようと思っても不可能です。
「コピーライティング」は、あくまでその商品を数割増しによく見せるためのものであり、初めから価値が無いものだったら、何割増しにしてもゼロはゼロでしかないのです。
逆に、
最初の価値大きかったら、それに掛け算をしていくことで、無限に価値を高めていくことが可能なわけです。
iPhone や iPad などが馬鹿売れするのは、もともとの商品がいいことに加えて、最強のコピーライターたちが、いいコピーライティングを考えるからなのです。
もとの数(価値)が大きい上に、掛ける数まで大きいことは、「最強」と言っても過言ではないですね。