前回お話しした「問題提起」を読んでくれたユーザーに対し、「どんな解決策」があるのかを示す必要があります。
ここでは、どんなことを書くとユーザー(読み手)の心に響きやすいのか?
ということについて、詳しく解説します。
解決策を示す
自分の生活に問題があると指摘されて「危機感」を感じたら・・・、
すぐに解決策を求めるのが人間の防御本能です。
なので、ここで間髪入れずに解決策を示す必要があります。
それも「具体的」であることがとても重要です。
漠然と「雇われない生き方をしましょう」などというのではなく、「アフィリエイトをすれば雇われない生きかたも可能」というように、具体策を示します。
ここで重要なことは、具体的な対策を示すといっても、「全部話すのではない」ということです。
もし、ここで全部話してしまったら、話が長くなっるだけです。
なので、あくまで「具体的な対策がある」「それは○○です」と、簡潔に伝えるだけにするのです。
それによって、ユーザーに植えつけた「危機感」に対して、「とりあえず対策があるんだ、よかった」と、安心してもらえます。
そして、ますます続きを読みたくなるわけです。
まだ、伝えた対策を信じていなかったとしても、前に与えた「動揺させるテクニック」が効いていれば、「とりあえず読んでみるか・・・」という感じで読んでくれます。
つまり、
本当は危機感を感じ、心の中では動揺しているのですが、そうやって強がりながらも読んでおきたい・・・という気持ちになるってことです。
因みに人間は、苦痛から逃れたいと思う欲求が、快楽を求める欲求よりも10倍以上強いと言われています。
なので、「こんな良い生活が待っている」というよりも、「こんな苦しみから逃れることができる」と言った方が、効果倍増なんですよね。
そして人は、誰かに指摘されることによって、心に大きなダメージを受けていることが多いです。
例えば、
ハゲとかチビとかニキビに悩んでいる人は、それ自体というよりも、
「髪の毛薄いね」「小さいね」「肌汚いね」
などと言われることの方が、大きな悩みだったりします。
従って、そのもの自体の悩みというよりかは、
「こんなことを言われて、嫌な思いをしていませんか?」
というメッセージの方が、読者の心に響く可能性が高いのです。
参考までに・・・、
✅雑誌の裏側に載っている広告
✅サイトや YouTube に貼ってある広告
✅いつもポストに入っているチラシのキャッチコピー
これらに書かれていることは、とても良いです。
これらの広告は、利益が出続けているから、広告費をかけて宣伝しているものです。
それを見た消費者がどういう心境になり、商品を購入するのか・・・
という感情の流れをイメージしましょう。