前回まででちょっと脱線気味だったので、軌道修正していきます。
ここでは、極めて基本的な記事構成についてお話していきます。
セールストーク
文章といってもジャンルによって異なりますが、セールス文の場合は以下のような流れになります。
オープニング(興味づけ)➡ ストーリー ➡ スイッチ ➡ セールス
それぞれについて説明していきます。
オープニング(興味づけ)
当然ですが、まずは興味を持ってもらわないと始まりません。
それがサイトでもメルマガでもいえることですが、
「まずは画面を変えないでもらうこと」が大事なのです。
あるテレビ番組で、CMに入る直前で「チャンネルはそのままで!」なんて聞いたことないですか?
そんな感じです。
そのためにも、
まずは最初の一瞬で、相手の心をつかむ必要があるのです。
ストーリー
続いて、ストーリーを読んでもらいます。
例えば、
情報商材でよく見かけるストーリーは、こんな感じですね。
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実家の飲食店が火災に見舞われて、突如、多額の借金だけが残ってしまった。
返済のため、会社の仕事の後も夜勤のバイトをしてきたが、無理が祟って身体を壊してしまった。
ネットで稼ぐことを考え、たくさんの教材を買ったり、数十万近く払って高額塾に入ったりと・・・。
しかし、まったく稼げなかった。
そんなある日、ある手法と出会う。
「これで稼げなかったら終わりにしよう」
と、自分に言い聞かせ、一心不乱にビジネスに励みました。
最初は成果が出なかったが、ある日突然「あること」に気付き・・・。
すると、その日から爆発的に売り上げが伸び始めた。
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まあ、こんな展開は、よくある話ですね。
ちょっとベタ過ぎではありますが・・・
とにかくこの部分では、「商品を売る」という空気は一切感じさせずに、普通に読み物を読んでもらう、という意識で書きます。
スイッチ
そして、このスイッチの部分から、徐々にセールスに近づいていくというわけです。
さっきのストーリーから続ける場合、たとえばこんな感じです。
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その「あること」とは、『株の空売り』だったのです。
空売りという言葉は聞いたことがあったが、何やら胡散臭いイメージがあったし、素人の自分にできるとは思っていなかった。
しかし、自分が教わったその空売りのノウハウは、まさに目からウロコの衝撃的な手法だった。
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まあ、絵に描いたようなおいしい話だと思います。
こんなストーリーを考えるのも、一種の才能ですが・・・
とにかく、こうやって話を広げていった結果、
読んだ人は「それで?そのノウハウは?」と知りたがるわけです。
それで、興味を持ってもらったら・・・、
「そのノウハウを○○万円で公開します」のように、セールスに入っていくわけです。
これが「基本的なセールス文」の流れです。
必ずしも、この流れに沿っていないとダメだ、というわけではありません。
しかし、
こういう起承転結の流れは昔からあり、しっかり実績もあげていますから・・・
その法則に従った方が「成功率は高い」と言えるでしょう。
テレビショッピングの流れも、同じ法則になっているよ!