ネットビジネスをやる上でも、人に自分の思っていることをうまく伝えることは大切です。
その一つの手段として、文章がうまく書けるということは重要です。
ここでは、その文章について説明していきます。
興味が持たれる文章の流れとは
これはズバリ、「読者の脳の動きに沿った流れ」です。
定形の「絶対に!」興味を持たれる流れというのは当然ありません。
あったら誰でも小説家になれちゃうし、コラムニストになれます。
その都度その都度、
テーマによって、読者の興味がどう動くかを想像しながら「次に読みたくなる一文は何か?」を考えて書く必要があるのです。
具体的にどういうことか、例をあげて紹介します。
「象は鼻が長い」
この「象は鼻が長い」というのは、言語学の有名なお題なのです。
この一文はよく見ると、主語が2つあることに気付きましたか?
つまり、
「長い」のは「象」なのか・・・、それとも「鼻」なのか・・・。
これをタイトルにした時、読者さんが真っ先に思うことは「何のこっちゃ???」ですよね。
読者が最初にそう思うということは・・・
その次には、このお題について「簡単な説明」をしなければなりません。
それも、すぐにわかるような説明でなくてはダメです。
何たって、これは「言語学の世界のテーマ」ではあるが、殆どの人は、言語学なんて興味がないわけですからね。
こんな感じで、
「ああ来たら、こう来る」というような、一種の『読者の興味の動き』というのは、
一定のラインを描くように出来ています。
もちろん、読者さんもいろんな人がいるので、一概には言えませんが・・・。
この「象は鼻が長い」を事前に知っている人は、また別の興味の動きをするかもしれません。
このテーマを、一体どう紹介するのか?というような興味ですね。
このように、多少のブレはあるものの、大体共通する流れというものはあります。
従って、
それに合わせて文章を書いていく、というのが流れを考える上でのコツなのです。
そのコツはどうやって掴むの?
これは「たくさんの文章を読むこと」です。
それも、いろんなジャンルの文章を読んだ方がいいですね。
読みまくっていく中で、「人が文章を読む時、どういう気持ちになるのか」ということがわかります。
例えば、
いろんなホテルで接客を受けていると、自然にホテルのお客さんの気持ちがわかってくるような感じです。
たくさんの文章を読んでいくうちに、自然と読者さんの気持ちがわかるようになるのです。
そうして読者さんとシンクロしながら書いた文章は、常に読者さん視点となり非常に読みやすくなります。
もちろん、
私もまだそれが完璧にできているわけではありませんし、プロでも完璧にできる人は多くはいないでしょう。
ただ法則として、
「たくさん読んでいるうちに、徐々にわかってくる」というのは間違いないです。
なので、私は「たくさんいろんな本を読むこと」をおすすめします。